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2007年6月28日 (木)

【流行】ヒット商品番付から見える流行事情

 昨日に引き続き流行について考えてみたい。

 さて、久しぶりの秋葉原探索を終えて大阪に帰ってきた私はしばしかつての面影のなくなった秋葉原のことから、『最近、流行を生み出す力、流行創造力』のなくなった日本について想いにふけった。

 そんな折りも折り、新聞を見ると毎年発表される、ヒット商品番付を見つけた。いつもなら、一通り見てフーンというぐらいしか見ないのだが、今回は問題意識が違う。それこそ穴があくほど分析してみた。

 おそらく普通の私ならおそらく何も感じなかったであろう。どれも世間的に騒がれたなぁ、という感じだからだ。

 しかし、この日の私は違った。私の仮説『流行創造力のなくなった日本』を裏付ける有力な情報を手にしたと思ったからだった。

 どうしてそう感じたのか?答えは秋葉原で感じた思いを改めて強く感じたからだ。もう少し細かく番付を見てみることにしよう。

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《2007年上期ヒット商品番付(日経MJヒット商品番付)》

【横綱】
○都心ランドマーク(東京、大阪、名古屋で開業)
○電子マネー
【大関】
○任天堂Wii
○メガマック
【関脇】
○宮崎
○ワンセグ携帯
【小結】
○レッドソックス
○ハイビジョンビデオカメラ「HDR-UX7」(ソニー)
以下は省略

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 これから過激な辛口批評を書かせていただこう。ただし、私は流行自体専門で研究しているわけではない。あくまで自分自身の仕事や日常生活を通じた率直な気持ちを表した評価であることをお断りしておきたいと思う。(さもないと『どういう根拠でそう主張するのか?』と問われかねないから。)


 まず横綱の都心ランドマークからだ。確かに話題にはなった。私も行ってみたが、高いビルが建ってよかったねという以外の何かは感じなかった。

 中は森ビルが開発したもののコピー。相変わらずの高級ブランドと馬鹿高い値段の高級料理店。確かにテレビで話題にはなったが、たいした衝撃はなかった。

 電子マネーだって目新しさは正直ない。SuicaかICOCAは普通に使っているし、ICカードを使ったタイプ、おサイフケータイも使ってみた。はっきり言って何が新しいのか何が変わったのか全然伝わってこない。

 Edyなんてセキュリティーの甘さで二度と使いたくないと思っている。クレジットカードも何枚もあるし、これ以上必要なものか大いに疑問!!

 大関の任天堂Wiiは確かにアイデアも技術的にも面白いが一つ大きな難点がある。これを使わないと他では絶対経験できないという、まったく新しいゲームソフトがないのだ。カーチェイスや釣りならゲームセンターの機械の方が面白いと思う。

 メガマックにいたってはビックマック2個積み重ねたのと何が違うんだろうか?値段が割安なのはわかるけどそれだけでしょ。もともとビックマックが儲けすぎの価格設定に問題があると思うんだけど。

 関脇の宮崎にいたってはタレント知事が出て話題になったというだけで、世間の何が変わったの?毎日のように地鶏を食べるようになったか?かつてのように新婚旅行客がハネムーンの定番にするようになったか?答えはNoだ。

 ワンセグ携帯は私も買って使っている。ほとんどビジネスユースで携帯を使ってきた私としてはきれいな画質で携帯テレビが見れて、着うたフルで高音質なのは驚きだったが、今までだって必要なら携帯用テレビもiPodもあったよな。何が新しいのだ?

 小結のレッドソックスなんて言語道断だ。歴史と伝統のある最も老舗の球団をつかまえて何がヒット商品なんだ。たかが松阪が入団して少々騒がれただけ。彼がサイ・ヤング賞でもとり、レッドソックスをワールドチャンピオンにでも導いた立役者とでもいうのならなら、話もわかるが、勝手にマスコミの、それもワイドショーが騒いだだけじゃないか!

 最後にハイビジョンビデオカメラだが、技術的には大昔からあったわけだ。家庭用で出してきたのが新しいが、はっきり言おう。ハイビジョンじゃないととれない映像がホームユースの世界にどれほどあるのだろうか?今のビデオの画質などはかつての業務用の比ではないくらいの高品質だが、これ以上何を求めるのだろうか?奥様の小じわの奥の奥までとれてしまうが、それでもいいのだろうか?

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 とまあ、開発者が聞けばカンカンにおこりだすような話ばかりしたが、すべて私の率直な感想だ。

 確かに上半期話題賞というならば、この番付もまだ納得もいく。でもその場合、横綱は間違いなく、社会保険庁であるが。。。。。。。。。

 それではなぜ私たちの心を打たないのだろうか?何が問題なのだろうか?

  番付全体を見て言えることだが、まずあっと驚く感動がない。インパクトがない。それに今までの延長線上のものばかりだ。

 全く新しい価値、すなわちそれを使わないと出来ないというものでもない。確かに目新しく話題にはなったが、だからといって、たまごっちや、泳げたい焼き君のときほど、大衆を熱狂させ狂わせるほどの熱もない。

 かつてのビートルズやジーンズ、携帯電話などの時のように、一時の流行を越えて社会に定着、浸透し、文化になりうるようなものは皆無ではないか?

 何かがおかしい。これが一時的な事象なのか、こんごも続くのか?明日はその深層にさらに迫ってみることにしよう。

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