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2007年7月31日 (火)

【旅行】伊勢志摩の旅〜伊勢神宮御垣内参拝

 先週の土日28、29日と夫婦で伊勢志摩に旅行に行ってきた。今回は結婚10周年記念の旅行だから、特別な旅だ。

 実はもともとは義母(妻の母)も一緒に行く予定だったが、直前に腰を痛めてしまい、夫婦二人だけの旅行になった。

 またさらにありがたい話に結婚10周年記念だからということで、義母が私達夫婦に、プレゼントしてくれたということで、喜びもひとしおだ。

 わたしごとだがこの場をお借りして感謝の言葉を申し述べたい。『お義母さん、素敵な旅を有り難うございました。とても素敵な思い出になりました。お義母さんも早く腰を治して、いつまでも長生きしてください。』

 ということで、今回はこの私達夫婦の伊勢志摩の旅の旅行記をお伝えしよう。

 大阪のなんばから近鉄特急に乗り、約2時間ちょっとで伊勢に到着する。お昼ちょっと過ぎに伊勢市駅に着きここで私だけおりた。目的は伊勢神宮だ。

 初日は夫婦それぞれの好きなところを行き、それからホテルで落ち合うということにしていたのだ。

 同じ時間、妻は本日の宿である、ホテル&リゾート『タラサ志摩』に直行しお目当てのこのホテルの目玉のタラソテラピーをしてもらうことにしていた。

 タラソテラピーと言われてもご存じない方も多いだろうが、これは『海水・海藻などの海の恵みを活かし体を内側から活性化させていく自然療法』のこと。

 エステ、エアロビ、トレーニングジム、リラクゼーションなどを総合的に取り入れた『癒しの楽園』みたいなもので、何か今セレブ(?)な主婦たちの間で話題のスポットらしい。

 私は伊勢神宮参拝、妻はタラソテラピィー。とまぁ、それぞれ初日はそれぞれ別行動することにしたのである。

 いままで伊勢神宮は近いこともあって、一年に一度はお参りしている。実は『漣(さざなみ)』という大盛エビフライで有名なお店があって、妻のお気に入りだというのも毎年参拝する理由の一つだ。

 昨年も7月下旬に参拝し、20年に一度の式年遷宮というお祭りの『お木曳き』というご神木を引くという行事に偶然出くわして感激したのを覚えている。

 実家が名古屋と言うこともあり、子供の頃からこれまでにもう何度も参拝したが、実は今年ほど緊張し気合いが入った参拝はなかった。

 それは、長年の念願であった『御垣内(みかきうち)参拝』をするからだ。

 御垣内参拝とはあまり聞きなれない言葉だが、一般に我々が伊勢神宮にお参りに行くと、神殿の前の入り口の白い布の前から参るのが普通だ。

 特別に許可を受けた場合に限って、神殿を取り囲む囲い(垣内)の中の白い砂利の上で、直接神殿を見て拝むことができる。これが『御垣内参拝』だ。

 実は子供の頃から、お正月などに伊勢神宮に行く度に、多くの人が白い布の前から押し合いへし合いしながら、祈っていて、お賽銭すらまともに入れられない状態をいつも体験していた。

 しかしそんな中、悠然と垣内でお参りする人を見て『あの人たちは一体どんな人たちなんだろうか?』、『よほど特別な人たちなんだろうな?』、『いつか僕もあの中でお参りしたいな』と思っていた。

それが2、3年前のことだった。偶然ある本で20年に一度の式年遷宮に寄付をすれば、この御垣内の特別参拝が出来ると知ったのである。そこで今度行った時は、是非にと思っていた。
 ところが昨年は残念なことに、背広とネクタイで正装して行かないと許可してもらえないと知らなかったので泣く泣く諦めて帰ったのだった。

 しかし、今回は念には念を入れて、事前に電話で確認しまさに満を持して、御垣内参拝に臨むことにしていたのである。

 ところで話しは変わるが、先日週刊紙を読んでいたら、この伊勢神宮の御垣内参拝が別の意味で注目を集めていることを知って驚いた。

 かつて『いいじゃないか躍り』ということで幕末にお伊勢参りが全国的に爆発的なブームを巻き起こしたことは有名だが、今また第2次ブームが起こりつつあるということは皆さんご存じだろうか?。

 実は最近のスピリチュアル・ブームの影響で、伊勢神宮が強力なパワースポットとして注目されているのだ。

 パワースポットというのは、宇宙の気が集中し流れる特別な場所で風水では龍穴などと呼ばれる場所のことである。実は伊勢神宮は日本最大のパワースポットと呼ばれているそうだ。

 さらに神宮の敷地の中でも最もエネルギーの強い場所が天照大神が祭られている内宮の神域『御垣内』と言われている。

 また伊勢神宮と言えば、藤原紀香が陣内智則からプロポーズを受けた場所として一気に人気に拍車がかかっている。旅行代理店によればOLの『憧れの旅行スポット』にもなっているそうだ。

 話しはそれたが、私は毎年回るルートである、神宮外宮から月読宮、猿田彦神社、おかげ横丁からいよいよ内宮についた。いつものように手を洗い口を注ぎ、ゆっくりと深い森の中を内宮の神殿に近づいていった。

 夏休みに入ったばかりで子供連れやカップル、外国人がたくさんいて街中の賑わいとは変わらなかった。

 やがて石段を一歩一歩のぼり、日本の総氏神である天照大神がまつられた内宮の前にたった。

 本来なら、ここで雑踏のなかでお参りするのだが、今日は特別である。外宮の社務所で寄付を済ませ、『特別参宮章』をすでにもらっていたので、本殿向かって左側の詰所の神官に券を見せ、特別参拝をお願いした。

 すると筆で記帳するように言われ、記帳がすむと柵の扉が開けられ中に案内される。荷物はわきにある荷台の上に置いて、いよいよ待ちに待った御垣内参拝が始まる。

 神官の方が礼をされるので後について礼をする。その後、神官が先に歩いていかれるので、ゆっくりとその後をついていく。

 その後本殿の向かって左側の塀の外を沿って中に入る。さらに本殿正面まで案内されると『二拝二拍手一礼の作法でお参りください。』と言われる。

 いつも以上に厳かな気持ちで心を鎮め手を叩きお参りした。あたりは垣の外とは違い、音一つない静寂の中で、少し冷たい冷気のような空気が地面から噴き上げる感じがする。

 真夏の暑い日差しが照りつける光線と地面から噴き上げる冷気とが交錯し不思議な空間にたたずむ自分を感じた。

 お参りは一瞬だった。しかしその後もゆっくりと時間が流れ、気持ちは実に清々しいものだった。

 お参りが終わったら行きに来た道をゆっくり帰っていく。足元がかなり大きめの玉砂利なので転ばないように一歩一歩踏みしめて、ゆっくりと心を鎮めながら歩いていった。

 以上が、私の伊勢神宮御垣内参拝の初体験の報告である。


 なお私も是非体験したいと思われる方にその参加方法と注意事項をお話ししよう。

 まず内宮・外宮どちらでもいいから、先に行った方で社務所に行きそこで『式年遷宮のご寄付の特別参拝をお願いしたいのですが。』という。寄付は家族の内代表者一人が最低千円以上寄付することになっている。

 その時、筆で自分の名前が書かれた寄付の証明書と絵葉書がついた、『特別参宮章』がもらえる。そして絵葉書から切り離し特別参宮章を手渡してくれる。

 実はこの『特別参宮章』は内宮、外宮共通券になるので、一旦もらったら、次からは社務所には寄らず、直接本殿に行き、神官に渡せば手続きは終了と大変簡単である。


 なお『特別参宮章』の裏にある注意事項としては下記4項目が書かれている。

********************

(1)本章は神宮式年遷宮に奉賛された崇敬者に贈る参宮章です。
(2)本章のご使用は記名ご本人(法人及び団体の場合はその代表者)に限ります。
(3)本章で(内宮および外宮の)御垣内特別参拝(みかきうちとくべつさんぱい)が出来ますので、ご参拝の節は内宮及び外宮の宿衛屋にご提示下さい。

 なお男性は背広・ネクタイを着用いただき、女性はスーツまたはこれに準じたもので、ともに不敬に当たらない服装でご参入下さい。

(4)本章のご使用は1回限りです。再交付いたしませんので大切に保管下さい。
********************

一番注意がいるのは、(3)の服装。特に家族が一緒に参拝する場合、連れの人もきちんとした服装の必要があるので気を付ける必要がある。

 私自身今まで知らなかったとはいえ、案外簡単に出来るものだと今回はじめて知った。

 これほどの清々しさは、都会の雑踏と喧騒の中では絶対に味わえないものだろう。これを機に次回からも必ず御垣内参拝しようと思う。

 みなさんも今年の夏休みにお伊勢さんに出掛けてみるのもいいかもしれない。パワースポットの不思議な力が授かるかも!?

【問い合わせ】伊勢神宮

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コメント

宇佐美泰一郎様 パソコンがまだうまく作動していません。 この書き込みがうまくいくか心配です。 福岡からお忙しいところ、 『月読宮』のご紹介を頂き誠に有り難うございます。 宇佐美様を紹介頂いた友人から『伊雑宮』も教えて頂きました。 また、 感想ご連絡させて頂きます。 2007年9月12日
 檜田敏明

桧田さん、ゆっくり楽しんできてください。また感想アップしてくださいね。

宇佐美泰一郎様

おはようございます。 只今、 伊勢神宮参拝から帰って参りました。
簡単なメッセージを書き込もうとして、 宇佐美様のメタボリック
奮闘記を見せて・読ませて頂いて、 びっくりしました。 医学的に
とても興味があります。 【C.《奮闘日記編》10月1〜5日】を
楽しみにお待ちしておりますので、 よろしくお願い致します。

さて、 伊勢神宮参拝ですが、 初めてと言うこともあって、 
筆舌に尽くし難いものがありました。 つまり、 一次元の方法
では、 表現しようがありません。 何故なら、 全て3次元を
超えた宇宙空間から私に迫ってくるからです。 天照大神様に
何度お声をかけて頂いたことでしょう。 それだけではありません。
内宮に向かう早朝、 私の体の中にまで、 お入りになりました。
そのときの、 頭(脳)の中に神気が入った瞬間、 じぃぃんと
頭が痺れた有様は言葉で表し様がありません。 その後、 暫くして
右手に、 伊勢神宮に天照大神様をお導きになられた倭姫命の倭姫宮の
鳥居が現れ、 厳かな参道をサクサクと進み、 石段を登って行ったところで
倭姫命の魂にお会いすることが出来ました。 労いの言葉を二拝二拍手
一拝をしながら、 おかけしました。 なんといっても、 垂仁天皇の
第四皇女ですから。 私とも血がつながっております。 伊勢神宮の
神々から優しい歓迎を受けました。 月読宮では、 月読尊(弟)、 
伊弉諾尊(父)、 伊弉冉尊(母)のお3人が安らかに休んでおられました。
今回は、 これで失礼致します。

2007年9月18日
悠々散歩人
Thackery(今後は、 このペンネームで呼んで頂ければ、 有り難く。)

Thackeryさん、よかったですね。よろこんでもらえて光栄です。これからもご夫婦仲良く、ご家族健やかにお過ごしください。

ダイブツ君

宇佐美泰一郎様のマルク・シャガール(Marc Chagall: 1887-1985 今年は、 生誕120年)の
ご説明を改めて、 読み直し、 本日、 奈良県立美術館に行くことと致しました。
『彼の芸術の源泉である生まれ故郷ロシア(現在のベラルーシ)のヴィテブスクの街並みや、
「第二の故郷」と呼んだフランス・パリの華やかな景色、晩年移り住んだ地中海沿岸の美しい景色
など彼の描いた風景画の作品の中にその画風であり彼の心の変化がよりくみ取れるのだ。』
このメッセージに強く反応しました。 と言うのは、 私も、 ロシアのモスクワには、 行ったことが
あります。 その時期は、 街路樹の木々の花粉が雪のように舞っておりました。 モスクワ市が
全貌できる丘にも登りました。 ちょうど、 スイス・チューリッヒの丘と同じイメージです。
大使館の車で、 二車線の中央(特別に許可されている)を、 堂々とドライブしたことも思い出し
ました。 勿論、 赤の広場にも行きました。 ロシア航空Aerofloatのパイロット操作
に感激したのも思い出しました。 離着陸が本当にスムーズでした。 また、 スイスの
レマン湖で、 チュニジアの留学生に出会い、 楽しい語らいのあったことも。 若き日
の良き思い出の数々が今、 脳裏に鮮やかに蘇ってきております。 シャガールの美しい
色彩のように。 
是非皆様、 12月26日には、 新大阪に集いましょう。 そして、 人生の思い出、
また将来について語り合いましょう。 琴奏者・サェハンが素晴らしい調べで、 我々の
全身を癒して頂きます。 
遠目ですが、 サェハンの写真を二つ見つけました。
http://blog.zaq.ne.jp/yasai/article/397/
http://www.rm.hkd.mlit.go.jp/info/oshirase/tiikikasseika19_01/horonobetour.pdf
(2月11日のところ)
一度、 見て下さい。
もうひとつ、 http://umeda.jeugia.co.jp/event/index.html

では、 新大阪でお会いしましょう。

2007年12月8日
悠々散歩人
檜田敏明

檜田さん

コメント有り難うございました。随分国際経験が豊富なんですね。

私も仕事や何やらで今まで40カ国くらい行かせていただいたのですが、ロシアはまだ行ったことがありません。

シャガールは生まれ故郷を随分愛していましたから、一度どんなところか行ってみたいですね。

それから今月26日の催しいよいよ近づいてきましたね。檜田さんにとっては定年後の新しい門出でしたね。

97歳まで生きたシャガールにとって、60歳までが言わば『しんどくて辛い準備期間』。戦争や革命やナチスの迫害と苦難を乗り越え、人間を磨いてきました。そしてそれが開花した。

檜田さんにとってシャガールの活躍のように、大きく羽ばたく『第2の人生』の門出になりますように。

心からご成功をお祈りします。

26日、当日お会いしましょう。では

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