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2007年10月 8日 (月)

【人生】『鼻歌交じりの命がけ』

 仕事柄、色々な会社の経営者の方とお話しすることが多い。特に最近このブログをはじめてから、『宇佐美さん、ブログ見てますよ。』と声を掛けられることが増えて少々戸惑いと照れ臭さを感じることがある。

つい先日もある講演の講師を頼まれて出向いていった時のことだ。講演終えて一息ついていると、ある中小企業の経営者だと名乗る方が私に話しかけてきてこんなことをおっしゃるのだ。

 『宇佐美さんのホームページの中の「鼻歌交じりの命がけ」、あれいい詞ですね。本当、あれで人生開き直れました。助かりましたよ。妻からも子供からもお父さん、明るくなったって言われます。宇佐美さん、本当に有り難うございました。』と。

その時私は「そういえば昔書いた詞をサイトにのせていたな」ぐらいしか思っていなかったので、正直「こらゃ、またマズイこと書いたかな?」と思って載せてある文章を確認してみた。
この詞は、今皆さんがご覧になっている画面上のメニューの中から『大仏君の素顔』を選んでいただき、さらにその中のエッセイのコーナーに載せてある。

http://www.newport.jp/jp/WhatDaibutsu/index.html

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『鼻歌交じりの命がけ』

                              作:宇佐美泰一郎

       なあ、若者よ。
                  人生はつらい。
       でも楽しい。
                   そこが微妙なあやなのだ。

       人生は有限だ。
                必ず誰もが死ぬ。
        しかしそれを嘆いても仕方ない。

       でも私は考える。

       同じ死ぬなら
            胸を張り
                  正々堂々と
                       心の底からこう叫びたい!

      「私ほど
            幸せに満足して
                     生きた人間はいない」と。

       好きな仕事をし
                     好きな人たちに感謝され

       そして裕福とは
             言えないが
                     普通に生活もさせてもらった。

        これが人生最大の
              喜びといわずして
        なにが喜びと
                     いえるだろうか?

         テレビでは評論家が言う。
              「政府が悪い。誰々がわるいと。」

         じゃー聞こう。
                評論家のいうことを聞いて
         本当に日本は
                     変わったのだろうか?
         本当に世界は
                     変わったのだろうか?

         そろそろめざめろよ。皆!
                そして自分のために生きようよ。

    楽しい人生生きようよ。

    上司の顔色
       うかがってどうなるものでもあるまい!?

    どんなに顔色うかがっても
            首切られるときは首なんだ。

    たった一つの命だろ。
         たった一つの人生だろ。

    逃げてどうする?
         避けてどうする?

    幸せになろうよ。

    自分の命だろう?
          自分の人生だろう?

    さあ、やろうよ。

    涙はお葬式のために
          とって置こう。

    笑顔でいこうよ。

     「鼻歌交じりの命がけ」

             「鼻歌交じりの命がけ」

    さあ、皆で唄おうよ。

    君の命が見える。
           君の血潮を感じる。

    逃げるんじゃない。
          逃げてどれほどの価値があるというのだ?

    戦えよ。
      生きるんだろ?

    だったら出来るよ。
          絶対に。

    だって人間だろ?

    やれば出来るさ!?
          自信を持とう。

    さあやってみようよ!

    この長い道程のため。
          この長い道程のため。

    期待してるよ。

    さぁがんばろう!

 (※発表当時のものに一部加筆修正しました。)

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 正直、書いていた自分自身若いときの文章で多少赤面させられる。
ゴツゴツしてあらけずりで。確か落ち込んだ後輩を励ますため勢いだけで書いたものだったと思うが、やたらこの文章がいいという友人がいたのでサイトにのせた経緯がある。

 今私の目の前にいる経営者の方はこの詩に大層感動して下さり家族が幸せになったとまでおっしゃっている。何か思いもかけぬところでお役に立てたと言った感じだ。

私もこの詞のどこをどう感動し何が変わったのか?どうして幸せになれたのか興味があったので、その方の話しにしばらく注意深く耳を傾けたのだった。

すると彼はこのように話すのだった。

『宇佐美さん、私はこの詞を読むまでは何事にも一生懸命、真面目に取り組むことが一番大事だと思っていました。ですから、くる日もくる日も朝早くから夜遅くまで必死に黙々と働いていたのです。

お蔭でそれまでは裕福とはいわないまでも家族全員幸せに暮らしていました。

ところが長年取引のあった得意先から、突然一方的に取引を打ちきられ途方にくれていた時にこの詩に巡りあったのです。』

とここまで話を聞いて、ちょっと普通の話じゃないなと思いもう少し乗り出して聞いてみることにした。

この経営者は話を続けた。
『今まで私は真面目すぎたんです。真面目に働くことで必ず結果はついてくるとしんじていました。

しかし今回の理不尽な一件で思ったんです。どんなに真面目に努力しても、人生不運なことは起こるのだ。それは紛れもない事実なのだと。

そんな時に宇佐美先生の講演の中で「人間志の軸が定まると生きることのすべてが自らの仕事となる」という言葉を思いだし、そして偶然この詞を見つけ感激したのです。』

その経営者のそこからの発想の転換、意識改革は見事だった。以下はその核心が続く。

『生きることの全てが仕事。ただそのなかに生きる糧を得る部分のパートがあるというだけのこと。
 そうか人生って楽しんでいいんだ。鼻歌うたってもいいんだ。それで誰からも怒られないんだ。

 そう考えると肩の力が一気に抜け自然体になれた。無駄なことは一切考えることがなくなり、目の前の霧が晴れ渡る感じになった。

 だから、得意先でプレゼンしたり商談したりするのも、飲み屋の女の子に失恋するのも、パチンコでするのも、二日酔いでゲロ吐くのも汚い話だがウンコするのも皆同じ仕事と考えたらいい。

仕事だから真剣で命懸けにもなるが、どうでもいいといったらどうでもいいこと。

だって一々結果を追求しても、今回の一件のように結局なるようにしかならないんだ。

結果が良くても悪くても気にしたってしょうがない。
それに結果に固執しようがしまいが、期待しようがしまいが、また不安に思おうがおもうまいが、要はなるようになるだけだし、私たちが出来ることと言えば、ただやるべきこと、為すべきことを為すことだけだから。

ならばあれこれ考えるくらいなら、楽しくやった方が面白いし、第一楽しい。またどんな苦労も苦労でなくなる。

こう考えると見た目には真剣に努力しているようにみえても、やっている本人に取ってみれば、子供が目新しいパソコンのゲームを買ってもらってやっているのと同じ感覚。

気楽にそれこそ鼻歌交じりでやってみる。そうするとやること為すこと楽しくなってくる。

そしてなによりストレスなどないし、一番良いのは健康にいい。

そしてぐっすり眠れる。
そして妻が私の寝顔を見ていて、朝起きたら言うんです。

『あなたの寝顔は子供のように純真で穏やかで幸せそのものの平和な顔だ』と。
妻のその言葉が私にとって一番いいことでした。と。』

この経営者の話を聞いて、なるほど人生は奥が深く、同じひとつの出来事でも表から見るのと、裏から見るのでは全く見えるものが違うのだと改めて意識改革の重要性を痛感する一日だった。

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