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2008年2月10日 (日)

【教育】本物の教育の勧め〜学習学とは何か?

 先日昨年亡くなった義父の法事に出席したときのことだ。

 来年小学校に上がる小さな子供にこう尋ねた。『来年から小学校だね。今から楽しみだね?』と。

 するとこの子は少し嫌そうな顔をしてこう答えたのである。『いやだよ。学校なんて。』と嫌なこと我慢しなけらゃいけないんでしょと言わんばかりだった。
 2008年2月8日付、英国各紙は、ケンブリッジ大学のロビン・アレクサンダー教授らがまとめた調査結果を報じた。

 調査は日本やフランスなど22ヵ国の子供たちを対象に行われた。

 英国ではなんと4歳から公共の教育が始まる。日本の場合、義務教育の開始は7歳か8歳なので3年も早いのだ。

 あまり早いと豊かな子供の情操が育たないだろうと危惧されるわけだが、事実この調査によると11歳までの英国の児童の成績は他の国より劣ると言われる。

 教授らのレポートによれば『早期教育が子供の後の成功にとって有益という仮説は裏付けられなかった』と結論づけている。

 この報告書では、幼いころから勉強を強制されることで『学習意欲を失うマイナス効果が考えられる』と指摘している。

 『勉(つと)めて』、『強(し)いる』と書いて『勉強』と読むように、とかく管理がゆきゆぎた学校教育は過度の競争と子供を画一的な枠に嵌め込む点で、明らかに子供の才能の芽をつんでしまう。

 教育問題がマスコミで騒がれて久しい。テレビの金八先生を初めて、多くの教育ドラマが作られた。

 しかし問題点の指摘はあっても、こうしたらいいという具体的な内容は全く示されて来なかった。

 しかしこれに対して、具体的な解決策を表したのが

本間正人さん(ラーノロジー代表 松下政経塾三期生)の提唱する『学習学』なのだ。

 以下は彼のホームページからの引用である。

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【学習学とは?】

「人生から学び、人として成長する・・・」 それが学習学の理念です。

 人が、人生の中で学習することは、様々な側面を持っています。古来、教育の目標として「徳・知・体」の健全な発達が掲げられてきましたが、学校教育の現場では、知育に偏った取り組みが多くみられてきました。

 もちろん、言語、論理、計算、記憶など「知」の分野の発達も大切ですが、「感性」を含めて「徳・知・体・感」のバランスのとれた成長が大切です。

 ここでいう「徳」とは、「特定の価値観を押しつけること」ではなく、コミュニケーション能力を高め、自己理解と他者理解を深め、協力関係を築いていく力などを指します。また「体」には「走る、跳ぶ、手先が器用、身体がしなやか、持久力、リズム感、健康管理」などの「ちから」が含まれます。

 そして「感」は、「外部環境からの刺激を、直接、五感を通じて受け取る」という「生命としての根本的な機能」であり、さまざまな芸術や音楽として表現し、自然との一体感を味わう、といった「ちから」を含みます。

 学習は「生きるエネルギー」が外に向かって発揮されること。ところが、外から「勉強しろ」と強制されすぎると、内側からの自然な学習意欲が減退してしまいます。学習学は、人が本来持っている学習力を活かして、自ら成長していくように、側面からサポートする発想に立ちます。

 学習とは「外部環境を認識し、環境に自らを適合させ、可能性を開花させる」一連の営みをさします。

 そもそも「学習」とは「外部環境を認識し、環境に自らを適合させ、可能性を開花させる」一連の営みを指します。それは、人間だけでなく、生物に本来備わった「生命の根本的なプログラム」と言えるでしょう。

 ただ、人間は、言語を持ち、コミュニケーションを磨いて「お互いに学び合う」技術を、飛躍的に発展させました。そして、それにより、地球上で他の動物を圧倒するほどの高度な文明を築くことができたと言えるでしょう。

 個人も、組織も、国家も、成功の陰には、「学習」があります。

 そして、人類にとって、最大のフロンティアは、人間の内側にあります。

 学習学は、人の持つ無限の可能性をひらくための学問であると言えるでしょう。

 学習学は、「人間にとってのあらゆる学習」に共通する考え方、学習を促す手法を探求し、具体的な方法論を提案していきます。

 人が学習する領域はきわめて広い訳ですが、「人間にとってのあらゆる学習」に共通する効果的な学び方や原則があると考えられます。たとえば「個人が持っている経験を活かす」とか「一人ひとりの学習スタイルに合った学び方をする」、「その人にとってベストの学習方法は色々試した後に事後的にわかる」などは、どんな学びについても、あてはまる原則と言えるでしょう。

 また学習の基本は、自ら発意して行なう自己学習ですが、自分一人だけで学ぼうとすると、つまずいたり、枠を越えられなかったりする場合があります。そこで、指導者の役割が重要になります。

 従来の「教育学」では、教師(ティーチャー)が、知識を教える活動が主でしたが、「学習学」では中心的な役割は学習者自身が担います。その上で、1対1で指導する「コーチ」や、集合学習の場を整え、学び合いを活性化する「ファシリテーター」が、側面から学習を促進する形になります。

 「学習学」は、さまざまな学習に通じる具体的な方法論を提案していきます。
「教育」と「学習」とは、ベクトルの向きが逆です。「教育」は「外から内への働きかけ」、「学習」は「内から外への働きかけ」なのです。「教育学」と「学習学」のアプローチの違いをまとめてみましょう。

 これまでの教育学のアプローチは、社会の変化のスピードが緩やかで、未来が予測可能な時代には有効なものでした。「正しい知識」「正しい解答」が決まっていて、個人の能力を試験によって評価する手法は、既成の知識の体系を効率良く身につけていくためには合理的だったと言えるでしょう。

 ところが、外部環境の変化が急速に起こり、日々、新しい状況を認識し、機敏に対応していかなければならない、現代社会においては、自ら目標を持ち、自ら問いを発し、自ら行動を通じて体験的に学び、総合的に成長していくアプローチが求められます。

 与えられた試験で高得点を取る能力も大切ですが、むしろ、一人ひとりが出題者になって、自らの人生の中で答えを探究していく方が、個人の成長、社会の発展、そして、人類の進化につながるのではないでしょうか?

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