社会

2007年7月25日 (水)

【社会】お祭りと梅雨明け

私も関西に住んで早いものでもう20年になる。関西は特にこの時期になると大きなお祭りがある。

 日本三大祭りのうちの『京都の祇園祭』と『大阪の天神祭』である。三つのうちの残りの一つは、東京神田の神田祭だ。

三大祭りのうちの二つが関西でおこなわれ、この時期に集中しているのも面白い。

京都の祇園祭は、祭りのクライマックスである宵山が毎年7月16日、山鉾巡行が7月17日に行われる。2007年の今年はすでに先週終わっている。

そして大阪の天神祭は、これも毎年7月の24日に宵宮、25日つまり今日祭りのクライマックスの本宮が行われる。

 特に25日には、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、夜には奉納花火がある。

私は人混みが嫌いなもので、これまで関西に住んでいながらどちらのお祭りにもまだ行ったことはない。とにかく恐ろしいほど多くの人出なのだ。

 それに、どちらのお祭りも地元のテレビ局が放送するので敢えて人混みのなかに足を運ぼうとも思わない。

ただ、この時期出張などで昼間町中を歩いていると、浴衣を着た若い御嬢さんたちの団扇(うちわ)を手にした艶やかな姿を見て、アァ今日はお祭りだったか!と初めて気付くと言う有り様である。

 さしづめ仕事中毒のビジネスマンには普段はあまり関係はなさそうなイベントなのだ。私の友人などは人混みを避けるため、この日はわざわざ仕事を作って出張にでかけるそうだ。

そんなわけだから、祭りの風情を味わうなどというのとはほど遠いのだが、しかしこのお祭りは関西の人たちには、梅雨が開けて本格的な夏の到来を知らせる大切な『呼び鈴』のようなものになっている。

先日もタクシーに乗っていたとき、私が『今年はまだ梅雨は明けないのでしょうかね?』と質問すると、運転手さんがこう答えるのである。

『祇園祭が先週終わって、今週が天神祭。梅雨明けも間近でしょうね。』と。

 彼の話によると、毎年関西の梅雨明けは、7月20日前後で、祇園祭の時はまだ梅雨のなかにあることが多く、天神祭の時には、たいてい梅雨が明けて、かっーと太陽が照りつける本格的な真夏になっているとのことだ。

確かにこの言葉を聞いて思い出すと、なぜだか天神祭りの時は決まって、京橋のOBPに出張に行っていることが多く、会議が終ってエアコンの効いた建物から出てくると、花火の大きな音が聴こえ、多くの人出と、また梅雨が開けた独特の真夏のクソ暑さと日差しの強さを感じたことを思い出した。

 ちなみに運転手さんの言葉に興味があったので調べてみると、気象庁の過去の統計によると、1971-2000の30年間では、近畿地方の梅雨入りは、6月6日頃で、梅雨明けは、7月19日頃だそうだ。

 梅雨の入明には平均的に5日間程度の遷移期間があるので、その期間のおおむね中日をもって「○日頃」と表現としているそうである。。

 今年の場合、近畿地方の梅雨明け宣言は昨日7月24日だされ平年の5日遅れ。つまり天神祭りの当日だった。

 雨の季節の梅雨が、天を司る天神祭に明けるのも面白い因縁である。

いずれにしても、今年も夏本番である。皆さん、エアコンの効かせすぎや冷たいものの食べ過ぎで、体を壊さぬよう、スタミナをつけてパワーで乗りきりましょう。


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