特集『お酒をやめて健康になったの?』

2007年7月20日 (金)

【健康】お酒をやめて健康になったの??

  世のメタボの皆さん、お待たせいたしました。さて私がお酒をやめて2ヶ月たちました。本当に宇佐美は健康になったのだろうか?数値は改善したのか?体重はやせたのか?医者はなんと言っているのだ?効果があるのなら俺もやろうか????

  皆さんのお聞きになりたいことはよく分かりますよ。そうですよね。そこが一番知りたい点だと思います。今日はゆっくりそのことをレポートしましょう。

  しかし、まず最初に誰でもお酒をやめたらそんなによくなるのかという誤解を避けたいので私の場合の前提条件をお話しておきたいと思います。以下の5項目です。

 (1)お酒が好きで毎日たくさん飲んでいた。つまりお酒をやめればそれだけ数値的な効果が高い人だということ。
 (2)体重を下げる努力はそれまでにしていた。前にもこのブログで詳しく触れたが、ピークは100Kgまであたったものを、72〜73Kgまで減らしていた。
 (3)お酒をやめるのと同時に徹底的にサプリメントを研究し自分の体質や病気にあったものを飲んでいた。(これについては後日特集でより詳しく書こうと思う)
 (4)お酒をやめると同時に専門の医者へ行き治療を受けていること。裏返せばそれまではほとんど専門の医者には見せていないので、数値は大きく向上する背景はある。
 (5)宇佐美家自体、体質的にかなりの肥満の傾向があり、血糖値、血圧ともに高く、体質遺伝であり、もともとの数値は高いこと。

 いずれにしても以上のような前提条件があるということを踏まえて以下のお話を聞いていただきたいと思う。(さらに人によって個人差があるのであくまで数値は参考程度に聞いていただきたいのと、詳しいことは必ず専門医とご相談の上判断をいただきたい。)

 結論から言って一番気になっていた糖尿病の影響は数値の上ではまったくなくなりました。よく血液検査の血糖値とならんで、糖尿病の時の重要な指標として見られるものとしてHbA1C(ヘモグロビン)があります。この値は血糖値と違って過去1ヶ月の間のトータルの血糖値のコントロールがうまくいっているかどうかの指標です。(血糖値の場合、食後から何時間たっているかで大きく変動してしまい指標としてはヘモグロビンの値を主たる指標として多く用います)。

  さてこの値は基準値が4.3%〜5.8%にあると正常といわれます。私の場合、1年前吐き気が一番酷かった時に、この値が9.1%もありました。どの医者に見せてもはっきりと異常という数値でした。結果として吐き気も最悪でした。

  そして同じ症状がこの5月はじめに再発。そして5月5日お酒をやめました。そして5月24日に専門医に行って血圧検査をしてもらった結果、この値が5.5%にまで落ちていました。私としては、体重制限もしていましたし、カロリーコントロールもしていました。サプリも徹底的に研究して飲んでいましたので、最後はお酒をやめれば相当の数値まで改善するだろうという読みはありました。

  しかし、正直9.1%が5.5%とわずかな期間で改善するとは思いませんでした。行った医者は大阪の北部地域でも糖尿病の専門医として大変有名な人で、今までも数多くの患者を見てきた人です。かなりのスパルタ管理としても知られる人でしたので、最初は覚悟していきました。

  しかし、その医者の第一声が、「驚いた。こりゃ大変なことが起こっているぞ」だったのです。私は過去の経緯もありますから、てっきり最悪の結果を想像しましたが結果はその逆でした。第一声に続けてこういいました。「あなた奇跡ですよ。正直言って状況を聞いて酷い数値だと予想していたが、正常値ですよ。あとは今までどおり食事療法だけで、いいですから。お薬は飲まなくてもいいです。」

  この言葉を聞いて本当にほっとしました。お酒をやめてからの2週間くらいはかなり色々な面に気をつけていました。また何故お酒をやめてすぐに医者に行かなかったといいますと、大体人間の体で細胞が一通りターンオーバーするのが2週間、一ヶ月たつと一通り入れ替わり、2〜3ヶ月で体質も少しづつ変わるといわれていたからです。

  うれしさのあまり、私は先生の言葉に続けてこう質問しました。「お酒をやめて2週間になりますがそれが効いたんでしょうかね?」それに対してこういう返答でした。

  「普通はお酒をやめたぐらいで短期間にそんなに良くなる訳はないのですがね。それまで余程たくさん飲んでいたんじゃないですか?」

  先生としては皮肉か何かのつもりで半分冗談で言ったのでしょう。しかしそう言われた私としては、その言葉がまさに図星だったので、笑うに笑えませんでした。勿論最後に「油断は大敵ですからね。気を緩めればまた元に戻るのがこの病気ですから。これに懲りてお酒は一生やめることですね。」といわれた私は思いっきり大きな声でこう答えた。

            「はい。先生!!!!!!!!!」

ということで、ひとつの不安はなくなった。

  糖尿病で苦しまれた方、今戦っておられる方々はよくご存知だと思うが、糖尿は今国民病といわれ、潜在的な人も含めて、国民の6人に1人が糖尿病と言われている。初期のころは特に自覚症状がないが、特に進行が進むと脳卒中、心筋梗塞の大きな要因であり、手足に血流がめぐらなくなり、痺れや冷えのみならず最後は壊疽を起こし切断しなければならなくなる。また毛細血管への血流の影響が出ると、眼底に出血し最悪は失明をおこす。糖尿の進行で腎臓も悪くなり、最悪は人工透析を行わなくてはならず地獄の苦しみを伴う。先天的に糖尿病の人もいるが現在は多くが生活習慣から来る後天的な場合が多い。

  治療には一般に食事療法、運動療法、薬物療法とあるが、なんと言っても肥満が諸悪の根源である。食事制限ではまず厳しいカロリー制限があるが、バランスの取れた食事ということも大事な要素である。つまり健康にやせないと意味がないといわれる。運動も大切だ。生活の一部として無理なく続けられる運動を工夫しなければならない。生活習慣全般を見直すために教育入院という方法も最近では多くなっている。

  薬は最後の手段である。まずは血糖値を下げる薬を処方されるが、さらに進むとインシュリン注射も行わなくてはならなくなる。そして糖尿病の治療が大変なのは薬を飲んでも症状を抜本的に改善し完治させるのは大変な困難なことだ。つまり、多くは一生薬を飲み続けなければならないのだ。そのことを良く知っていたから先生の「薬は飲まなくてもいいですよ。食事療法だけでいいです。」という一言は非常にうれしかった。

  今回のように糖尿病の血糖値が高いだけでなく、血圧、高脂血症、高コレステロールなどとの合併症であらわれると最悪である。生活習慣病のデパートといわれ、これが世に言うメタボリック症候群、メタボのことになる。つまり単に太っているとか、ウエストが気になるなんて悠長なことを言っているうちはまだいい。知らず知らずに進行し、ほっとけば死の恐怖がそこまで忍び寄るのがメタボの本当の怖さなのである。

  今回、私は原因不明の吐き気で苦しみ、それが糖尿が本ということで、断酒に取り組んだ。(先のブログに書いたように)勿論そこには妻の一言や、背中を押してくれた酒豪の友人の断酒の決断もあった。問題は先生と約束したように一生続けることだろう。元に戻ったらまたもとの木阿弥だ。それが自分自身の健康のため、家族の心配をなくすため、そして新しい人生を踏み出す、そのきっかけではじめた断酒である。

  決断すること、まずやり始めること、そしてやり続けること、最後に何があってもやめないこと。でも今回は肩の力を抜いて自然体で、誰かに言われてやるのではなく、ムリ、ムラ、ムダなく気持ちよく続けられそうである。

 とにかく行動を起こしましょうよ!メタボの同志の皆さん。

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